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セミナー初日、午後は振り袖モデル


セミナー初日の午後は、振り袖モデルさんを起用したロケーション撮影に出かけました。今回のロケ地は、干村さんのご尽力で、歴史ある雲樹寺(うんじゅじ)。撮影に快くご協力くださったフランクなご住職に、心から感謝です。



当日は、空に雲一つない快晴。一般の方は晴れて良かったと思われますが、フォトグラファー的には薄曇りが嬉しいのです。足りない光は作れますが、どっピーカンでは日陰とロケーションがマッチする場所を探さなければならないのです。




幸いお寺には木がたくさん植わっていたので、木陰を利用します。「光と影」太陽が作り出す強いコントラストの中で、モデルさんの顔が背景に比べてどうしても暗くなりがち。そこで登場するのが、ストロボです。

私が使用するのはProfoto。まずはオートモードで露出を確認し、その後はマニュアルで微調整。メインライトはソフトボックス。スタジオでは露出計を使用しますが、時間を掛けられ無いロケではストロボのオートからマニュアルへの切替や調整が手元のリモートで行えるので助かります。


天気が良い日には、1灯だけだと影が強すぎてしまいます。フィルインライトとして補助光も使用することで、シャドウのディティールを出すことができます。フィルインにはルーセントのアンブレラを使います。畳むとコンパクトなので、いつもスタンドケースに入れてます。





和装の振付けやポージングは、歌舞伎役者や、演歌歌手を参考にして学びました。ただ、踵を開いたハの字にして棒立ちでは美しくありません。というより、ただのO脚。どういう身のこなしが和装を美しく見せるか?まるで女形の役者の様に実際にお見せし、披露しました。w


着物は綺麗に見せるために、ちょっとした工夫が必要です。袖を綺麗に見せるために私オリジナルのクリップもセミナー参加者の方には披露して、作り方もお教えしました。(^^)


とにかく、安売り競争に巻き込まれた業界をよくするには、フォトグラファーのアベレージを上げて、単価を上げていくしか方法がありません。私の教えられることは、包み隠さず教えて差し上げるのが、私の流儀です。


今の私があるのは、私だけの力ではありません。業界の先輩方、海外のMasterたち。お付き合いくださるお客様。みなさんのおかげ。

まあたま〜に、私から聞いたことを、全部自分1人で作り上げた事の様に、講師をやってお金儲けしてる人もいますが、それも仕方が無いでしょう。😆

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