フォトグラファーに必要なスキルの1つ
- 故島永幸
- 7月2日
- 読了時間: 2分
ポートレートを撮るフォトグラファーにとって、**「ポージング」**は欠かせない重要なスキルです。しかし、これは日本人が最も苦手としている分野のひとつでもあります。
その背景には、文化的な要因が大きく影響していると思います。とはいえ、職業人としては必ず知っておくべき知識であることは間違いありません。
先日、私のセミナーに参加してくださった方がSNSに投稿された写真を偶然拝見しました。とても素敵な意欲を感じる一枚でしたが、体の角度の取り方次第で、より体型を美しく見せられるのにな、という印象を受けました。
実際、私のセミナー受講者や、サロンのメンバーの方達の多くも「ポージングが苦手です」と口を揃えます。コンペの審査をしていても、日本人の応募作には「ポージングで損をしている」作品が非常に多く見受けられます。
日本の多くのフォトグラファーは「どう撮れば美しく見せられるか」を体系的に学んだ経験がありません。ほとんどが、見よう見まねや現場の経験だけで撮影をしているのが現状です。
なぜか?それをきちんと学べる場がないからです。当然、指導できる人も少ない。
実は私自身も同じでした。ですが、海外コンペに関わるようになって初めて、理論的に学ぶ機会を得られました。
だからこそ、若いフォトグラファーにはぜひ海外に出掛けてほしいと思っています。コンペに参加するだけではなく、現地で学び、見て、体験してほしい。
英語?大丈夫、なんとかなります!
だって、私なんて今でも挨拶くらいしかできませんから(笑)。
オススメの本を紹介します。リンゼイ・アドラーの「魅せるポージングのセオリー」。
私は、英語版を5年前にベガスで買って帰りましたが昨年、日本語版が出てることを知り購入しました。日本語だと良く理解できます(^^ゞ
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