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写真は料理と同じ? 〜PHOTONEXT2025セミナーから〜


PHOTONEXT2025でのセミナーでは、「写真を料理に例えると?」という内容もお話ししました。


  • 撮影は【収穫】

  • 現像は【調理】

  • レタッチは【味付け】

  • プリント(額装やアルバム)は【盛り付け】


…というふうに。

さらに、おいしく料理をいただくためには、雰囲気を演出する照明や音楽も必要ですよね。写真もそれと同じです。

こんなふうに話すと、「運動会で何千カットも撮ってるのに、そんな事やってられないよ!」と、ツッコミを受けそうですね(笑)。

もちろん、すべての写真に当てはまるわけではありません。あくまで作品として向き合うときの話ですので、どうかご容赦ください(^^ゞ




世界最高のウエディング・フォトグラファー、Jerry Ghionis とWPPIで
世界最高のウエディング・フォトグラファー、Jerry Ghionis とWPPIで

いま、日本の若手フォトグラファーたちは、視野を海外に広げ始め、国際コンペに挑戦する人が増えています。中には、上位入賞する人も出て来ています。ですが、実際に現地へ足を運ぶ人は、まだごくわずか。

現地で本物のプリントを見る。ジャッジやマスターと直接話し、自分の作品について意見をもらう。

そうしたリアルな体験を通じてこそ、コンペ応募だけでは見えないものが見えてきます。だからこそ、一度でいい、現地に行ってほしいと強く願います。すると、写真は料理ということを理解できると思います。



アートの世界は、いまも西洋が主流です。故に西洋美術の系譜を理解し、それをおさえておかなければ評価は得られません。そして、そこで認められなければ、「日本ではこうだから」と言っても、聞く耳は持ってくれません。

守りに入らず、攻めに出てほしい。外に出て、世界と勝負してほしい。それが、日本の写真文化を広げることにつながると、私は信じています。



…などと、語っている私ですが、いまだまともに英語で挨拶すらできません(^^ゞ





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