選択肢がないのー!
- 故島永幸
- 5月24日
- 読了時間: 3分
この夏の参院選を前に、政治家たちの発言が活発になっています。
減税や現金給付といった政策が、個人・政党を問わずネット上で話題になることが少なくありません。(このブログ書いた時点では「米買ったことない」発言はまだでした(^^ゞ)
最近、写真館業界の仲間と顔を合わせると、決まって話題になるのは「景気」のこと。
共通して聞くのは「売上が落ちている」という声です。一説には、全国の写真館の約80%が赤字とも言われています。
その原因を一言で断定することはできませんが、少なくとも自分の現場を見渡す限り、やはり消費者の財布の紐が固くなっていることが最大の要因だと感じています。
最近ではガソリン価格の高騰、お米の高値と、物価上昇が次々に押し寄せています。お人好しな日本人は、もはや高いガソリン価格にも慣れつつありますよね。
私などは長年同じ車を大切に乗り続け、SDGsを地で行っているつもりですが、そんな私の車は13年超なので自動車税税率アップ!国が言っていることとやっていることの違いに、少し腹が立ちます(笑)。
ちなみに、ガソリン価格の約半分は税金。その税金にさらに消費税をかけるという、まさかの二重課税です。……これ、おかしいと思いませんか?
現在進行形の「令和の米騒動」。米が流通しないからと政府備蓄米を放出したのに、競争入札で高値をつけた業者が落札──それでは価格が下がるはずがない。「バカなの?」と、隣の犬も言ってました(笑)。
さらに円安の影響で、私が今使っているMacBook Proは、4割近く値上がりしました。iPhoneなども同様です。
物価高で虫の息の国民には知らん顔。彼らの関心はなぜか「夫婦別姓」などのイデオロギー的な問題ばかり。そういう議論も必要ですが、まずは経済でしょ! という国民の声は、なかなか届きません。
選挙が近づくと、「(支持率が低い)このままでは落選する」と焦る議員たちが、「なんとかしてくれ!」と党に泣きつく。……それ、私たち国民のセリフですよ。
真偽のほどはわかりませんが、「日本の可処分所得が50%を切っている」とも言われています。所得が増えないのに、税や社会保障の負担ばかり増えていれば、財布の紐が固くなるのも当然ですよね。
一方、アメリカのトランプ前大統領は、カタールとの間で約35兆円規模の取引をまとめたとか。日本はというと、いつも海外支援の話ばかり。しかも、減税の話になるとすぐに「財源が~」という彼ら。
なのに海外支援には「財源」の話は出てこない。不思議ですね。
噂では、海外支援の3割が政治家へのキックバックになるというのが、記者界隈の“常識”だそうです。……知らんけど(笑)。
ちなみに、トランプ氏は大統領報酬をすべて政府機関に寄付していたと言われています。それに比べて、日本の国会議員はどうでしょう?国民の手取りが減っているのに、政治家は自分たちの給与は上げてます。関心を持っているのは自分の懐事情のみ?と少しは愚痴ってもいいでしょう。だって、無駄な税金の使い方は改めず、足りないから増税って、一般企業の社長ならとっくの昔にクビです〜。
国民ももうバカではありません。いまはネット社会。情報はすぐに手に入ります。
例えば、財務省解体デモが毎週末に行われているのをご存知ですか?しかし、テレビや新聞などのマスコミはまったく報じません。
消費税を自分たちだけ、据え置いてもらっている“義理”があるからでしょうか……と、つい勘ぐってしまいます。

さて、そんな状況の中、私たちに残された数少ない武器──それが「清き一票」です。
この夏の選挙、しっかり意思表示していきましょう。
ところで。
地元小選挙区の立候補者、入れたい人(政党)がないのですが (^^ゞ
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