リピートされるフォトグラファーには何が必要?
- 故島永幸
- 3 日前
- 読了時間: 2分
今日のお客様は、結婚写真の打ち合わせにお越しくださいました。
今から8年前、成人式の撮影をさせていただいたお嬢さんです。大学卒業の際にも撮影を担当させていただきました。
「撮るなら故島さんって決めてました。」
そう言っていただきました。本当にありがたい限りです。
そんなブログを書いていたところ、メッセージが届きました。
結婚式の撮影、そして第一子のニューボーンフォトを撮影させていただいたお客様からです。第二子が生まれたとのことで、ニューボーンフォトのご予約をいただきました。

リピートしていただくことは、実は思っているほど簡単ではありません。
選択肢が増えてきている現代において、どの業界も同じ状況でしょう。特に写真業界では、出張カメラマンがマッチングサイトを利用して、安価で仕事を獲得していくことが写真館にとっての悩みの種となっています。
出張カメラマンとは、スタジオを持たずに出張のみで撮影を行うフォトグラファーを指します。
趣味の延長で副業として活動している人も少なくありません。好きなことで収入を得られるのですから、彼らにとっては一石二鳥です。
1時間程度の撮影で15,000円も貰えれば、ちょっとした小遣い稼ぎとして大喜びでしょう。

しかし、私たち写真館はスタジオという大きな設備に投資しています。その維持・管理費もかかります。彼らと同じような価格設定では、投資の回収も機材の更新もままなりません。
さらに、日々進化する画像処理ソフトはハイスペックなPCを求めます。データ保護のシステムや高性能なモニターも必要です。
ThreadsやX(旧Twitter)などのSNSでは彼らについて、撮影当日に連絡が取れない、納品が遅れる、仕上がりが想像と違うなどのトラブルが話題になることも珍しくありません。私たちからすると、ちょっと信じられないような話です。
さて、そんなことを考えても仕方がありません。(ブログのタイトルに答はないんかい!?)お客様にリピートしていただけるよう、そして選んでいただけるように、これからも感性を磨き、技術を高めていきたいと思います。
そんなわけで、今夜から感性を磨くために、冒頭でご紹介したお客様から教えて頂いた、超おすすめのアニメ「夏目友人帳」を観ようと思います。笑(と書いた翌日からAsiaWPAの審査が始まり、観られなくなってしまったのだ😭)
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