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奇跡の様な縁(後編)

前回のブログの続き。



電話口から聞こえてきた第一声。「故島◯◯さんを知っていますか?」

思わず、即答しました。

「知ってますよ。……それ、私の息子です。」

なんと、まさかの展開。電話をくださった“故島さん”は、私の息子が転職して新たに勤務する会社の、なんと別部署に勤めている方だったのです。


「いや~そうだったんですね。会社の友人から入社の連絡を受けたのです。“故島”という珍しい名前の人が入社してくると連絡くれて。まさか!?と思ったんですよ」

とのこと。



日本全国にわずかしかいないはずの「故島」という姓。その2人が、何の前触れもなく、同じ会社の中で出会うなんて―― (実際には大会社なんで、同じ事業所内でも出会うことはそう無いと思いますw)

こんな偶然、あるんですね。



まさか自分の息子が、もう一人の“故島”という人と同じ会社で働く日が来るとは……。

言葉にできない不思議な縁を感じました。

お電話のあと、しばらく胸が熱くなって仕方がありませんでした。親戚かもしれない。あるいは、たまたま同じ姓かもしれない。それでも、“同じ名前”がつないだ縁に、心から感謝したくなりました。




この絵はミケランジェロの描いた【アダムの創造】。神がアダムに命を吹き込むシーンですが、映画ETでスピルバーグ監督は、子供と宇宙人の心のふれあいを表すのに、この指と指を触れさせる描写を使いました。
この絵はミケランジェロの描いた【アダムの創造】。神がアダムに命を吹き込むシーンですが、映画ETでスピルバーグ監督は、子供と宇宙人の心のふれあいを表すのに、この指と指を触れさせる描写を使いました。


この出来事であらためて感じたのは、人との縁って、こちらから動くことでつながるんだなということ。

何もしなければ、たぶんこの先も知らなかった「誰か」と、たった1通のメッセージで繋がれるかもしれない。

「名字の話」から始まった、ちょっとした冒険。その結末は、想像をはるかに超える、嬉しい再会のような瞬間でした。



さて、このご縁、ここで終わらせるのはもったいない。と思っていたらあちらさんが、「私カメラが好きで趣味なんです。今度行っていいですか?」と仰っていただきました。次は、ぜひ直接お会いして、ゆっくりお話ししてみたいと思っています。



もしかすると、どこかに**“まだ知らない故島さん”**が、あなたの近くにもいるかもしれません。もし、知り合いに「故島」という人が居たらお知らせください。


つづくかも…?😊


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