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サロン・オフ会2日目|直島で地中美術館から新美術館までアートハシゴ

オフ会2日目は、直島への遠足でした。直島へは高松港からフェリーで渡ります。私のスタジオがある美馬市からは、車で1時間少々の道のりです。

まさかの出発トラブル

スタジオ近くのコンビニで朝食を調達してから出発、という段取りだったのですが、待ち合わせ場所にメンバーが一向に現れません。よくよく確認してみると、なんと私自身がコンビニの名前を間違えて伝えてしまっていたことが判明。約10分の遅れが生じてしまい、「これはフェリーに間に合うのか」と一瞬ヒヤリとしました。しかも折悪く通勤時間帯で、高松市内を縦断するルートはさらに時間を食います。結果はギリギリセーフw。高松市内で用事の神戸から参加のGoroちゃんとはここでお別れ。



初めてのフェリーに感動

群馬から参加のSさんにとっては、生まれて初めてのフェリー乗船だったそうで、その感動ぶりが印象的でした。デッキに上がり海から高松の街を眺めると、左手には源平合戦の舞台として知られる屋島、右手には瀬戸大橋が見えます。みんな思い思いにカメラを構えていましたが、どんな写真が撮れたのか気になるところです。風が気持ちよく、結局到着までずっとデッキで過ごしました。

地中美術館へ

直島の宮浦港からは町営バスとシャトルバスを乗り継ぎ地中美術館へ向かう予定でしたが、下船が少し遅れたことで小さなバスには乗れず。待ち時間が40分ほどもったいないので、ワゴンタクシーに乗り合わせることにしました。バスなら100円のところ、乗り合いタクシーは1人200円ほど。まあ、誤差の範囲です。


美術館は予約制の入館だったので、それまでの時間はモネの池を散策したり、待合室で過ごしたり。ここは最近の美術館には珍しく、館内は撮影禁止です。ただし入口からミュージアムショップまでの短い区間だけは撮影が可能で、その僅かな間にもフォトグラファーとしては右手の人差し指がうずくような、安藤忠雄建築の魅力が待ち構えていました。館内は建築と展示が一体となった3人のアーティストの作品のみで構成されているのですが、インスタレーションでもあるその空間は、日常とは明らかに違う、ゆっくりとした時間の流れを感じさせてくれます。しばしその心地よさを味わってから、次の目的地へと向かいました。




杉本博司「時の回廊」

移動はベネッセの無料シャトルバスを利用しましたが、本数が少なめなのが少し痛いところ。予約時間に少し遅れての入館となりました。入口で注意事項の説明を受けてから中へ。杉本博司さんのシリーズ作品がそれぞれ1点ずつ展示されているのですが、彼の作品はコンセプチュアル・アートなので、予備知識なしには理解が難しく、私がガイド役を務めながら皆で鑑賞して回りました。


こちらではお抹茶を点てていただけるので、しばし休憩タイム。宿泊施設や寿司店も併設されています。ガラスの茶室「聞鳥庵(もんどりあん)」の名前の由来についても話してみたのですが、時間の都合もあって皆さんいまひとつピンときていない様子のまま次へ(笑)。




草間彌生のカボチャとベネッセハウス

ショップから外へ出ると、すぐ近くに草間彌生さんのカボチャが見えてきます。当然ながら絶好の撮影ポイントなので、皆で記念写真を撮りました。それにしても、九州で梅雨明けが発表されたこの日は蒸し暑さも格別。少し歩いてバス停へ向かい、ベネッセハウスへ戻ってアートを鑑賞しつつ、昼食をとりました。




直島新美術館

シャトルバスと町営バスを乗り継いで「直島新美術館」へ。こちらも現代美術が中心ですが、かなり偏った政治的メッセージ性を感じる作品もあり、少し居心地の良くない部屋は足早に通り過ぎる場面も。一方で、最後の部屋にあったオオカミの縫いぐるみで埋め尽くされた、まるで最後の審判のような作品には、なかなかの見応えがありました。




帰路、そして番外編の焼肉

4つの美術館をハシゴして、直島を後にしました。石川県から参加のYさんは、宇野行きの一足早いフェリーに乗り、岡山から新幹線で帰路につきました。帰りのフェリーでも皆さん話に花を咲かせていましたが、私はというと気持ちよく眠りについていました。


高松空港では関東へ帰る2名を見送り、残ったメンバーで高松名物「骨付き鳥」を食べる予定にしていたのですが、あまりの長蛇の列に阻まれて泣く泣く予定変更。結局、美馬市まで戻って皆で焼肉を囲むことになりました。




AI任せの旅程、でも結果良ければすべて良し

今回の行程はAIのおすすめを元に組んだものだったのですが、少々駆け足になってしまった感は否めません。もっとじっくり作品を鑑賞したかったな、というのが正直なところです。それでも、メンバーの皆さんからは「たくさん見られて良かった。また見られなかったところにも行きたい!」という前向きな感想をいただき、心が温かくなりました。


個性豊かなフォトグラファー13人という団体行動を統率するのは、決して簡単ではありませんでしたが、結果良ければすべて良し。


翌日は阿波和紙の工場見学と大塚国際美術館です。3日目の様子も、またあらためてレポートしたいと思います。


高松港で記念撮影
GOROちゃん所用のため、ここでお別れ。(その所用で訪れた先が定休日だったとういうオチw)

直島へ向かうフェリー
フェリーから見た高松。左に見える山が屋島

地中美術館
安藤忠雄建築の地中美術館

杉本博司ギャラリー 時の回廊
杉本博司ギャラリー時の回廊。壁に掛かる作品は「海景」ではありません。プリズムにより分光された光を撮った「Opticks」シリーズ

巨大なプリズム
茶室には「Opticks」を撮るために作られた巨大なプリズムが置いていました。

草間彌生 カボチャ
直島と言えば、これを思い浮かべる人も少なくないでしょう。草間彌生「かぼちゃ」


ベネッセハウス 杉本博司
ベネッセハウスには杉本博司「海景」がアクリルに封印されて屋外展示されています。杉本さんの作品制作テーマは時間です。風雨や日光にさらされ、時間の経過でどう変化するか、実験でもあるとか。

ベネッセハウス 杉本博司
展示された世界中の海の水平線が瀬戸内海の水平線と並び、海の繋がりを意味する展示。ちなみに、時間の経過でボロボロになったものを作品として展覧会「東下り」で展示していました。杉本さんらしい。

ベネッセハウス
ベネッセハウスの前でとりあえず・・・

直島新美術館
オオカミが列を成しガラスの壁に当たって落ちていく。最後の審判を彷彿とさせる。

直島新美術館
この日は九州の梅雨明けが発表された日で、日差しが強くて暑かった。

 
 
 

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