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レーザーでカメラのセンサーが破壊されるリスクについて



現代のカメラはミラーレス機が主流となり、従来の一眼レフとは異なるリスクを抱えています。そのひとつが「レーザー光によるセンサー破損」です。



コンサートやイベントで使用される演出用レーザーが、ミラーレスカメラのセンサーを直接照射して破損させてしまったという事例を知人から聞いています。

一眼レフではミラーがセンサーを覆っているため直接の被害は避けられますが、ミラーレスは常時センサーが露出している構造のため、このようなリスクが現実に存在するのです。



コンサート撮影での対策

このリスクを完全に回避する方法はありませんが、可能な限りの対策としては以下が考えられます。

  • リハーサルやゲネプロで演出を確認しておく

  • レーザーの直射が予想される位置を避けて撮影する

  • 撮影中に強いレーザーを感じたらすぐにカメラを構え直す


「安全な位置を見極める」ことが、もっとも現実的な対応策といえるでしょう。



レーザーポインターとの比較と安全性

プレゼンテーション用のレーザーポインターを購入すると、「人に向けて照射してはいけない」と必ず注意書きがあります。これは網膜損傷など、目に深刻なダメージを与える危険性があるためです。


では、ライブやコンサートで観客に照射されるレーザーは安全なのでしょうか?調べてみると、演出用レーザーは安全要件を満たしたうえで、行政の許可を得て使用されているとのこと。ただし、それでも運用ミスや想定外の直撃、あるいは違法機材の使用などによって事故が起きる可能性は否定できません。もしコンサートでレーザーが「強すぎて眩しい」と感じたら、すぐに目線を外すことをおすすめします。



海外での事例:自動運転車のレーザー


自動運転車のレーザーにも注意が必要
自動運転車のレーザーにも注意が必要

興味深いケースとして、海外では自動運転車のレーザーセンサー(LiDAR)により、取材中のフォトグラファーのカメラが壊れてしまったという報道がありました。コンサート用レーザーは目に見えますが、LiDARの光は肉眼では見えにくいため回避が難しいという点がより深刻です。


現在、日本では自動運転車の普及はまだ限定的ですが、将来的に増加すれば同様のリスクに注意が必要となるでしょう。






センサー破損の代償と保険の重要性

カメラのセンサー交換費用は機種によって異なりますが、決して安くはありません。もしものトラブルに備えて、機材保険に加入しておくことは大切です。修理費用は保険でカバーできても、その期間に撮影業務がストップするリスクは残ります。だからこそ、事前の注意とリスク回避が何より重要です。


👉 「レーザー光は美しい演出の裏に潜む危険」

写真は光の芸術。フォトグラファーにとって、光は武器であると同時にリスクにもなり得ます。演出の華やかさに油断せず、大切な機材と自分の目を守る意識を持ちたいものです。 ところで、保険は勧めてもアフェリエイトで儲けはしてませんからw


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