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七五三は「プロ×カタチ」で満足度アップ——最新調査より




アルバムメーカーのアスカネット(ASUKABOOK)が実施した、七五三撮影に関するアンケート結果が公表されました。結論はシンプル。“撮るだけ”で終わらせず、プロに依頼してフォトブックや台紙・パネルなど“カタチに残す”ほど、見返す体験が増え、満足度も高まるというものです。



ハイライト

  • プロに頼んでよかった:96.2%今後も依頼したい:90.6%(節目は“失敗できない”という声が多数)

  • 保存は“カタチ”が主流:フォトブック43.2%、台紙38.6%、パネル33.8%/データのみは6.8%

  • “カタチに残した人”の満足度:95.7%/一方、データのみは32.4%が「形にすればよかった」

  • 見返すきっかけが増える(成長の節目44.9%、祖父母・親戚へ34.6%、日常的に目に入る32.6% など)。逆にデータのみは「ほとんど見返さない」41.2%



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なぜ“カタチ”が効く?

手に取れる・飾れる写真は家族の会話を生み、日常的に見返す機会を増やします。結果として**“写真の価値が高まる”に賛成が91.0%**に達しました。





プロが「カタチ化」を薦める理由

将来、お子さまが成長してご自身の子や孫に写真を見せたいとき、データだけに頼ると探し出せない可能性があります。データはウイルスやサービス障害などで失われやすい脆弱な情報でもあります。一方で、紙のアルバムやパネルは触れられる安心感があり、保管や共有が直感的です。東日本大震災の際には、津波にのまれた写真が回収・洗浄され、持ち主のもとへ返った事例もありました。実在するものを手にする歓びは、いつの時代も変わりません。



未来の家族への贈り物として

「アルバムはあまり見返さないのでは?」という声もあります。確かに**“自分で自分の写真を頻繁に見る”人は多くありません**。しかしアルバムは写っている本人だけのものではなく、未来の家族への贈り物です。たとえば、時がたち家族が集う場面で開かれたアルバムから、祖父母の若き日の振り袖姿や、七五三の可愛い表情が語りだします。写真は家族の物語をつなぐ媒介になります。


お願い

  • フォトグラファーの皆さま:節目写真こそ**“撮る→カタチに残す”**までを一貫提案しましょう。

  • お客さま:アルバムやパネルをご自宅に飾って、家族の笑顔や思い出とともにお過ごしください。価格以上の価値が、長い時間の中で確かに残ります。


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出典:アスカネット「七五三の撮影に関するアンケート調査」(2025年8月実施、n=500/2025年9月11日公表)

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