top of page

写真業界に足りないものは? Inter BEEで見た若者たちの熱気

更新日:11月27日




ree

先週、国内最大のメディア総合イベント(音・映像・通信)である「Inter BEE」に初めて参加しました。

会場に到着するなり目に飛び込んできたのは、看板前に集まる若者たち。大学生らしき集団が集合写真を撮っている姿でした。 そして次に驚かされたのが、会場の広さです。写真関連最大のイベント「CP+」と比較しても、その規模は倍以上あるように感じました。


会場内は、入り口で感じた「若いパワー」で満ち溢れていました。 翻って写真業界を見ると、これほどの若者の熱気を見ることは稀です。アマチュア層の高齢化や、コアなファンが多くを占める独特の雰囲気(私の思い込みかもしれませんが)とは一線を画す、フレッシュでエネルギーに満ちた空間がそこにはありました。


若い人材はみな映像の世界に惹きつけられ、写真業界はさらに高齢化が進むのか。 コンテンツのあり方を再構築しなければ、写真というジャンルそのものがAIに取って代わられてしまうのではないか——。 そんなシリアスなことまで考えさせられる体験でした。

今回は特定のアテンド業務が目的だったため、7つあるホールのうち1つしか入れず、展示をじっくり見て回ることはできませんでした。 とはいえ、人と人を繋ぐという本来の目的を果たし、商談も成功したのでよしとします。

もし来年も行く機会があれば、今回感じた「勢いの差」の理由を、じっくりと見て回りたいと思います。

コメント


bottom of page