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蕎麦を音を立ててすするの、止められます?

SNSでこんな投稿を見かけました。

「うどんや蕎麦、ラーメンを食べるときに、音を立ててすするのをやめませんか?」



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その方によれば、「海外では音を立てて食べる文化はない」「私はそれを不快に感じる」ということでした。

この話題、過去にも何度となく議論されていますよね。「すする理由」として、たとえばこんな意見があります:


  • 蕎麦などは香りや風味を楽しむために、空気と一緒に吸い込むことで本来の美味しさを味わえる。

  • 熱いものを冷ますために、空気を一緒に吸い込むという実用的な目的がある。

  • そもそも、それが日本の食文化。



こうして見ると、確かにどれも理にかなっています。

「自分が不快だから、周囲の人も自分に合わせてほしい」と主張するのは、なかなか賛同を得にくいものです。逆に、私たち日本人が海外のレストランでスパゲティをすすって食べて、「日本ではこれが文化なんだ!受け入れてくれ!」

と言っても、それは通用しません。孤立してしまい、結果的にその土地で生きづらくなるだけでしょう。


“郷に入っては郷に従え”これは、どこにいても大切な考え方だと思います。

ちなみにその投稿主さんは、SNS上で完全に“否定派”からの集中砲火を浴びていました…。



最近では、

  • 「お寺の除夜の鐘がうるさい」

  • 「公園で遊ぶ子どもの声が耳につく」

──といった苦情も増えているといいます。


でも、お寺はたいてい、先にそこにあったもの。住宅地の方が“後からやって来た”ケースが多いのではないでしょうか。

子どもの声だって、誰もが子どもだった頃があり、自分たちも同じように走り回っていたはずです。


「自分の権利」ばかりを主張する社会は、どこか息苦しくなる気がします。譲り合い、助け合いながら暮らす──そんな社会の方が、私は好きです。



……ちなみに、わが家には89歳の父による独裁政権が、今もなお続いております。www

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