Fundy Designer、PHOTONEXT2026で日本デビュー 〜フォトグラファーをアルバムデザインの苦悩から解放〜
- photoartkojima
- 5 時間前
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はじめに――8年間、ずっと信じてきたソフトウェア
初めてFundy Designerを手にしたのは、今から8年前のことです。
アルバムデザインという作業が、どれほど写真家の時間と体力、思考力を奪っていくか。それはデザインをやったことがあるフォトグラファーなら誰もがうなずく仕事です。写真は撮れても、アルバムのデザインとなると、また違ったスキルが要求されます。私もはじめた頃は雑誌をみたり、デザインの本を読んだりして、納得のいくデザインをつくるのに本当に苦労しました。そんな経験をしてきたフォトグラファーは、決して少なくないはずです。
Fundy Designerと出会ったとき、「これだ」と確信しました。そしてこの2026年、ついにそのソフトウェアが日本語ローカライズされて日本市場に正式上陸しました。
その舞台が、PHOTONEXT2026でした。
PHOTONEXT2026で起きたこと
会場を席巻したFundyブース
今回のPHOTONEXT2026において、Fundy Designerのブースには来場者から異例ともいえる注目が集まりました。
会場を歩いていると、こんな会話が耳に飛び込んできました。
「今回のPhotonextはFUNDYが一番だったね」
スタッフからでも関係者からでもありません。一般来場者同士の、ごく自然な会話です。これほど率直な評価を、自分たちのブースについて聞けたことは、素直に誇らしく感じました。
フォトグラファーだけでなく、アルバムメーカーからも熱視線
注目を集めたのは、フォトグラファーや写真館だけではありませんでした。アルバムメーカー各社からも、複数の問い合わせが届きました。
なかでも特筆すべきは、ホワイトベース搭載への要望です。すでに4社が搭載を完了しており、現在さらに複数社の対応を進めています。アルバム業界全体がFundy Designerを真剣に受け止めていることの証左といえるでしょう。
Fundy Designerが解決する「本質的な問題」
写真の仕事をしていると、避けては通れない問いがあります。
「写真を撮ることは好きだけど、デザインが・・・」
アルバムデザインは、クライアントへの誠実な仕事です。ただ正直に言えば、デザイン作業に何時間も費やすたびに、フォトグラファーとしての自分が少しずつ削られていく感覚を多くのフォトグラファーが持っています。その証拠とも言えるのが、アルバムの受注減を嘆くメーカー担当者の存在です。
Fundy Designerは、その苦悩を根本から断ち切ってくれます。
特許取得した自動デザイン機能が、写真の内容・縦横比・感情的なトーンを読み取り、レイアウトを瞬時に提案してくれます。フォトグラファーはデザインではなく写真そのものに集中できます。これは単なる効率化ではなく、仕事の哲学の転換です。
8年越しの感慨――日本語ローカライズという意味
私がデザインを始めた頃は、雑誌でヒントを見つけると、その雑誌を購入し、いつのまにかデスクには雑誌だらけ。デザインを真似ることからはじめました。とはいえ、デザインはそんなにスムーズに生まれるモノではありません。時には見開き2ページでさえも閃かず、ただ時間が過ぎるだけ。気が付けば半日終わってた・・・なんて事もありました。
そんな私がFundy Designerを使い始めたのは8年前。英語UIでしたが、そのポテンシャルに確信を得ました。フォトグラファーをデザインという長時間労働から救うソフトであると。ウエディング・アルバムのデザインに1週間も掛かっていたのに、たった2時間になりました。私は「早くみんなに教えてあげなくちゃ!」と、お節介な性分が発動し、「割引クーポン下さい!」と交渉して、イベントやセミナー、サロンで配っていました。しかしソフトは英語です。使用するフォトグラファーはそんなに増えませんでした。
日本語ローカライズのリクエストから6年経った2024年3月、WPPIで訪れたラスベガスで偶然にも社長と知り合います。しかし、リクエストに返事は変わらず「No」でした。英語版があれば世界中で売れます。日本語版を出したところで、日本のマーケットは、アルバム受注が減少の一途です。ところが、その翌年に事態は一変します。2025年2月、CP+に来日した社長から呼び出しを受けます。そこで聞かされたのは「日本語ローカライズやるよ」・・・私は耳を疑いました。ほぼ諦めていた夢のFUNDY日本語版が作られると言うのです。そこからは、日本語化されたソフトを日本人が違和感なく使用できるか確認作業にはじまり、日本語化によるバグ出しに、マーケティング戦略と、いろんな人の協力を得ながら、Photonextへと向かいました。だからこそ、今回の日本語ローカライズは感慨深いものがあります。
8年間信じてきたものが、ようやく多くの人に届きます。それだけで、十分すぎる喜びです。
まとめ――日本の写真業界に新しい風を
PHOTONEXT2026でのFundy Designer日本デビューは、単なる製品ローンチではありませんでした。
フォトグラファーが「撮ること」に集中できる環境を整えるための、大きな一歩です。アルバムメーカーとの連携、ホワイトベース対応の拡大、そして日本語ローカライズ。これらが組み合わさることで、日本の写真業界に確かな変化が生まれていきます。そして何より、アルバムという「大切な宝物」を受け取ることのできるお客様が増えるのです。
その変化の現場に立ち会えたことを、心から誇りに思います。
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