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「やってない」——モニターキャリブレーションの現実と、プロとして知っておくべきこと。

11 分前
読了時間: 3分

サロンのメンバーさんのPCサポートをしました。

最近サロンに入ってくださったメンバーさんが、PCの調子が悪いというポストをされていたので心配になり確認してみました。

状況を確認すると、いくつかの問題が重なっていました。 購入から5年が経過していること。当時は写真をやっていなかったため、そもそも画像処理という高負荷な作業を想定したスペックではなかったこと。内蔵ディスクの残り容量が数十GBしかなかったこと。

まずデータのバックアップがまったく取れていなかったので、ネットワークストレージへの自動バックアップ設定を行いました。理想的なバックアップ体制には届きませんが、仕組みと考え方をお伝えしました。 また、問題が起きていたAdobe Lightroomの動作を軽くするための設定も共有しました。




「キャリブレーション、やっていますか?」

ところで、モニターのキャリブレーションについて確認すると——「やっていません」とのこと。(^^ゞ

キャリブレーションセンサーも所有していませんでした。

本来であれば、EIZOのColorEdgeのような画像処理専用モニターが必要です。ノートPCのモニターも、キャリブレーションしないよりはした方がマシですが、仕事で使えるレベルには到底届きません。今回はひとまず、CMS(カラーマネジメントシステム)の基本的な考え方をお伝えして終了しました。

何それ?という方に少しだけご紹介しますね。 下の画像をご覧下さい。 上の図 AとB どちらが明るいですか? 正解は下の図を見るとお解りのとおり、同じ明るさなんです。


チェッカーフラグ錯視
チェッカーフラグ錯視

人の目は錯覚で、こんな簡単に欺されてしまうのです。端的にいうと人の目は信用できないので、「数値で管理しましょう!」というものがCMSです。 プロなのに?と思わないでください。

ここで「プロなのに知らないの?」と思った方、少し待ってください。

ぶっちゃけて言います。私のセミナーに参加してくださった方の中で、CMSを正しく運用できている方は——おそらく10%いません。

理由は単純で、それをきちんと学べる講座や場がほとんど存在しないからです。誰も教えてくれなければ、知らなくて当然です。わたしは、アマチュア時代に、カラーマッチングさせたくて自発的に学びましたが、今はそれを言う時代でもないみたいで・・・(^^ゞ

ただ——だからといって、できていなくてOKではありません。

だって、プロなんだから。(^_^) もし、「やってなかった・・・」あるいは「不安だから答合わせしておこう!」と思った方は11月26日(木)に東京のAdobeオフィスで、セミナーをします。EIZO ColorEdge にXriteやCalibriteのセンサー、キヤノンのプリンターにイルフォードのファインアートペーパーにアワガミの手漉き和紙などを使って、CMSの基礎からプリント(インクジェットだけじゃありません、銀塩や印刷も)に必要な知識をお持ち帰り頂きます。 ご参加お待ちしています。 詳しくはこちら → セミナーWebページ

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