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脱サラから19年。私が独学フォトグラファーからスタジオ経営を続けられた理由

今日は4月1日。 エイプリルフールですが、今日綴る内容は「嘘」ではありません。(^^)


実は19年前の今日、私は脱サラしました。

そして18年前の今日、自分のスタジオをオープンしました。

振り返ればいろいろなことがありましたが、「もうそんなに経ったのか」と感慨深い気持ちでいっぱいです。


近年、出張フォトグラファーやママフォトグラファーといった、業界への新規参入者が非常に増えています。実は、私はまさにその「走り」のような存在でした。



「もっと綺麗に残したい」その一心で始めた独学

もともとカメラを始めたきっかけは、子供の誕生でした。 結婚祝いで姉からカメラを贈られていたのですが、最初は思ったような写真が撮れず、「勉強しないと無理だな」と全く興味を持てずにいました。


ところが、いざ我が子を前にすると「この子を、もっと綺麗に残してやりたい!」という情熱が湧き上がり、独学で学び始めることに。気づけば、フォトコンテストで賞を獲りまくる、いわゆる「コンテスト荒らし」のような状態になっていました(笑)。


やがて、「自分の写真でこれほど喜んでもらえるなら」とプロへの道を決意します。



自分で設けた「プロとしての高いハードル」

プロになるにあたり、自分なりに「これくらいの知識と技術がなければプロとは言えない」という高いハードルを設け、猛勉強をスタートさせました。


当時はちょうどフィルムからデジタルへの移行期。 今のようにネットで手軽に情報が得られる時代ではなかったため、毎月3万円ほどを本代に費やし、書籍から貪欲に知識を吸収しました。


独立直後、ご縁があって写真館の先生方向けに「デジタル写真」というテーマで講演をさせていただいたことがあります。 受講された先生方からは「良かった」と評価をいただく一方で、「そこまでは、ちょっと真似できないな……」という感想もチラホラ。


どうやら、独学ゆえに深掘りしすぎて、自分で設定したハードルがかなり高くなっていたようです(笑)。一度ハマると一直線に進む性格は、コンペに関わるようになった今も変わっていません。



フォトグラファーが「共存」できる未来を目指して

今、業界に参入する方が増える一方で、技術不足や集客の悩みから廃業してしまう人も少なくないと聞きます。また、SNSでは残念ながら撮影に対する不満の声を見かけない日はありません。


しかし、忘れないでほしいのです。 初めてカメラを手にしたときの、あのワクワクした心を。 それを仕事にした途端に辛くなってしまうのは、あまりにも悲しいことです。


私は今、個人フォトグラファーと写真館が「共存」できる方法を模索しています。 お互いの足りない部分を補い合い、助け合える。そんな理想の形。

徳島という地方だからこそできる試みとして、この夏にイベントを開く予定です。 国同士が利益のために争うような連鎖は、フォトグラファーの世界には必要ありません。

「一緒に面白いことをしたい」「一肌脱ごう!」という方、ぜひお待ちしています。

これは、エイプリルフールの冗談ではありませんよ。



the Photo-grapher 誌
「好きこそものの上手なれ」2024年には英国プロ写真家協会の最高位「フェロー」を2つ一度に取得しました。123年の歴史上初のことだった様です。写真は機関誌に特集された記事。


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