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カメラの「レンズ」より「自分」に投資すべき理由。世界最大級の写真の祭WPPIへ行く意味とは?

昨日より「CP+」が開幕しました。3月1日までの4日間、今年は過去最高の出展数ということで、業界の盛り上がりを感じます。一方で、国内のプリント関連メーカーの出展が減少傾向にあるのは、現在の業界が抱える課題を象徴しているようにも思えます。

さて、私は明日からアメリカで開催される「WPPI」に参加するため、3月6日まで不在となります。WPPIは、CP+と並び世界的に注目される写真関連のエキスポです。


WPPIを紹介する告知
WPPIは世界最大級の写真エキスポ


転機となった2019年の出会い

初めて参加したのは2019年でした。当時、国内のカメラメーカーから登壇依頼をいただいたのですが、WPPIの参加日程と完全に重なってしまい、断腸の思いでお断りしたのを覚えています。内容がプリント関連だったこともあり、メーカー側がプリントを軽視し始めている今だからこそ、あの時のチャンスは非常に貴重だったと感じています。



4回目のWPPI、目的は「圧倒的なインプット」

今回で4回目となるWPPIへの参加。その目的は一つ。「学び」です。 会場では朝から晩まで、数え切れないほどのセミナーが目白押しです。魅力的なクラスが同じ時間に重なり、どちらか一方しか選べないのが心底もったいないと感じるほど、コンテンツが充実しています。


さらに、メーカーブースのステージには世界的なトップフォトグラファーたちが立ち、その技と哲学を惜しげもなく披露しています。この熱量とクオリティを国内の営業写真イベントと比べてしまうと……言葉を選ばなければなりませんが、その差に驚かされるはずです。 なにより、コンペ「iconAwards」のLIVEジャッジは、最大の学びです。



共に高め合える「世界中の友」

そして、もう一つの重要な目的は、世界中の友人とリアルに会うことです。 長年作品を作り続け、賞を獲り続けることは簡単ではありません。だからこそ、同じ苦労や喜びを分かち合える仲間の存在は、何物にも代えがたい「モチベーションという宝物」になります。



最後に伝えたいこと:レンズか、自己投資か

「新しい出会い」は、自ら足を運ばない限り手に入りません。今の私があるのは、間違いなくこうした「外の世界」への挑戦があったからです。最初に私を誘ってくれた友人の山下ニコラスには今も感謝を忘れません。

だから私も今まで多くの友人を誘ってきました。しかし、実際に渡米を決断する人はごく僅かでした。「そのお金があれば新しいレンズが買える」という意見も分かります。

でも、あえて問いかけたい。 「良い写真を撮るために、本当に必要なのは新しいレンズでしょうか?」

機材を揃えることよりも、自分自身という「資本」に投資することの方が、はるかに重要ではないでしょうか。

もし、あなたが何かに誘われたなら、迷わず「OK」と答えてみてください。人生を豊かにするのは、まだ見ぬ文化や未経験のことへの挑戦です。その一歩が、あなたの写真と人生を大きく変えるかもしれません。

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